やわらかい光とかたい光

階調の数によって表現できる幅が変わる ライティング

ストロボは、写真撮影において自由に光を作り出すことができる便利な道具です。しかしながら、被写体にそのまま使用すると鼻や凹凸のある部分にガッツリ黒い影が出ます俗にいう「光がかたい」です。すべてにおいて「かたい光が悪い」わけではないですし、撮りたいイメージによっては、かたい光のほうが良い場合もありますが、被写体の顔にきれいに光を回したい場合には、「やわらかい光」を作り出す必要があります。

この「かたい光」を「やわらかい光」の違いは、光の階調(明るい部分から暗い部分までを表現する色の種類)が狭いか広いかで説明ができると考えています。やわらかい光は、陰と陽の切り替わりがグラデーションのように滑らかに変化していくのに対し、かたい光は、白か黒かのような0と1であらわされるような階調が狭いです。

階調の数によって表現できる幅が変わる


では、やわらかい光を作り出すにはどうすべきか。
「光源の面積を大きくする」ことでやわらかい光が得られます。
実際には、ストロボにディヒューザーと呼ばれる道具を具備します。(アンブレラやソフトボックスなどのアクセサリーですね)。ディヒューザーは、ストロボの光を反射させたり、半透明の素材に透過させるなどにより、光源の面積を広くする役割を持ち、光量においても極力均一になるよう設計されたものです。

ディヒューザーに照らされた対象物は、光源の広さにより影が打ち消され「やわらかい光」になります。

ディヒューザーがなくても白い壁や天井にストロボ光を反射させることで同様の効果を得られる場合もあります。(その場合は、ストロボと壁から距離を取り、照射される範囲を広くすることが重要です)

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