ストロボに興味を持ち始めると、多灯ライティングやカメラとストロボを離れた場所で光らせるオフライティングをやってみたいと考える方もいると思います。カメラをやっている知り合いがいればこのあたりのノウハウを教えてもらえるのですが、独力でやろうと思うと結構ややこしいんですよね。
ということで、初めてワイヤレス撮影をする場合に、失敗しないよう勉強しておきましょう。
ワイヤレスストロボの仕組み
下記の図を見ていただいたほうが早いとは思いますが、ワイヤレスライティングを始めようと思うと
「送信機」と「受信機」が必要となります。受信機はストロボ自体に内蔵されていることが多いので、カメラ側に取り付ける送信機(コマンダー)を調達しましょう。送信機はカメラ上部にある電子接点「ホットシュー」に取り付けて使用します。シャッターが押されるとホットシューに信号が送信され、コマンダーが反応し、レシーバーに信号が届き発光するという仕組みです。

GODOXを例に挙げていますが、このメーカーだけでもコマンダーが4種類以上存在します。
やれることは基本的には同じですが、「画面が大きく見やすい」機種もあれば、「画面は小さいが、別の機材をホットシューによって連結することができる製品」があります。用途に合わせて検討ください。かっこよさだけでいくと断然「X3」ですよね。タッチ操作もできますしね。
送信できる信号の種類(チャンネル、グループ)
仕組みが分かったところで、使っていきたいのですが、送信機と受信機は当然ながら有線ではなく、無線による通信です。ラジオを思い浮かべていただければ良いと思いますが、ちゃんと周波数を合わせないと、音が聞こえないですよね。ストロボも同じで、送信機と受信機で同じ周波数の設定を行う必要があります。それが、「チャンネル」と「グループ」です。GODOXでは1~30のチャンネルを任意に指定することが可能です。グループはチャンネルの子供の位置づけでA~Eの最大5種類の信号を同時に送ることができます。なぜグループが必要かというと、多灯ライティングをする場合、後述するストロボの出力の強さを調整したい場面が出てきます。あるストロボは強めで発光したいが、そのたのストロボは弱めに発光したい。といった出力のバリエーションを持たせることができるものです。

ワイヤレス対応ストロボ(Godox)
送信できる信号の種類(強さ)
チャンネルとグループにくわえ、ストロボには光量(強さ)を指定する機能があります。
強さの表記は分数にて表され、1/1(フル発光=フルパワー)から1/256の出力まで調整ができます。
(1/128までしか設定できないのものもあります)
これらを組み合わせて多灯ライティングを行うわけです。

出力が強すぎると、俗にいう「白飛び」になってしまい、被写体などが真っ白になります。逆に出力が弱すぎると「黒飛び」してしまい、暗すぎる写真になってしまいます。この辺りを調整しつつ、最適な明るさを探しだして綺麗な写真を撮れるようになりましょう。ストロボは奥が深いですが、感覚が分かってくると非常に楽しいものです。


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